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政治を変える市民と野党共闘の力
4月25日に投開票された衆参の補欠・再選挙で、市民と野党の統一候補がすべて勝利しました。

菅政権にとっては初めての国政選挙に、国民は厳しい審判をくだしました。政権・与党の新型コロナウィルス対応での無為無策への怒りと自民党の金権腐敗政治に強い批判が示されたといえます。

市民と野党は3選挙区すべてで安保法制廃止・立憲主義回復を基本とする政策協定を結び、幅広い勢力を結集してたたかい、「共闘」の力を示しました。
野党の立場の違いを乗り越え、国民の切実な願いにこたえて市民と野党が力を合わせれば、必ず政治を変えることができる。3つの選挙の勝利は、このことを明確にしました。

27日、日本共産党の志位和夫委員長と立憲民主党の枝野幸男代表が会談し、総選挙に向けた協力のための協議を開始することで一致しました。
日本共産党はこれまで市民と野党の共闘の発展に力をつくしてきました。比例区で共産党が躍進することが、共闘を一層進める力になります。
共産党と市民と野党は力を合わせて、政権交代をめざします。応援をよろしくお願いします。


4月25日に投開票された補欠選挙ならびに再選挙の選挙区 ++++++++++++
●衆院北海道2区補選:
大手鶏卵会社アキタフーズから現金500万円を受け取り、収賄罪で起訴された自民党の吉川貴盛元農水相の辞職によるもの。
自民党は候補者擁立を断念している。
安保法制廃止、立憲主義の回復を原点とする「市民と野党の共闘」は、攻撃や妨害を乗り越えて政権交代を実現しようと歩みを進めている。
「冷酷で強権的な菅自公政権を終わらせ、政権交代をめざす。」「消費税減税の実現」

●参院長野選挙区補選:
立憲民主党の羽田雄一郎氏の新型コロナウィルス感染症により死去したことによるもの。
「消費税を10%から5%に軽減」「原発ゼロ社会」をめざすなどの政策も盛り込み、前回よりもいっそう踏み込んだ政策になった。

●参院広島選挙区再選挙:
2019年参院選の大規模買収事件で有罪が確定した河井案里議員の当選無効に伴うもの。 「政治とカネ」の問題が大争点になる。
買収資金の1億5,000万円は自民党本部から河井陣営に送金された可能性が濃厚なのに、菅首相と自民党が説明を拒み続けている
。 安保法制廃止、核兵器禁止条約への日本政府の参加、金権腐敗選挙払拭を掲げる政策協定を結び、広島で初めての野党共闘が実現した。

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