日本共産党は創立１００周年を迎えました
| 日本共産党は７月１５日に、創立１００周年を迎えました。戦前戦後を一つの名前で活動してきた、日本でただ一つの政党です。自由と平和を貫いてきた１００年です。
「自由と平和」は日本共産党の過去、現在、未来にわたっての根本理念です。
戦前は、天皇が絶対の暗黒政治のもと、数々の弾圧を受けながらも、主権在民と反戦平和をかかげてたたかいました。戦後は中国や旧ソ連からの激しい干渉攻撃を受けましたが、科学的社会主義を基礎理論として、どんな大国の覇権主義も許さない立場（自主独立の路線）を確立してきました。現在は国民と共同し社会を変える党綱領の方針のもと、市民と野党の共闘に全力をつくしています。 さらに共産党は社会変革の大目標に、社会主義・共産主義を掲げています。人類の歴史を資本主義で終わりとする立場に立っていません。 気候危機や貧富の格差の劇的拡大など、地球的規模での資本主義体制の深刻な矛盾は誰の目にも明らかです。 旧ソ連の崩壊、中国の覇権主義や人権侵害を見て、「社会主義はダメだ」といわれることがあります。これらが起こった根底には、社会主義とは無縁の暴政を行った指導者の誤りとともに、経済発展でも自由と民主主義という点でも「遅れた国からの革命」という出発点の問題がありました。 高度に発達した資本主義国の日本ではそうした誤りは起きないし、絶対に起こしません。資本主義のもとでつくられた自由・民主主義・人権の諸制度を引き継ぎ、発展させ、花を開かせることを党綱領で約束しています。 志位委員長は、「日本共産党は、２１世紀を搾取も抑圧もない共同社会への建設に向かう人類史的な前進の世紀とすることをめざして力を尽くします。日本共産党という党名はこの大きな目標と固く結びついています。この名前を高く掲げて、新たな躍進をかちとるべく奮闘します。」と述べています。
職場でも自由と民主主義を大切にし、働きやすく働きがいのある職場づくり、平和で安心して暮らせる社会をつくっていくために、みなさんと一緒に考え行動していきます。 |