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わたし達の活動について山
シリーズ「憲法を身近に」

シリーズ「憲法を身近に」パート5
(いよいよ総選挙です:憲法を護るか否かにあなたの1票がかかっています)
今、国会では改憲派が改憲の是非を問う国民投票決議に必要な2/3以上を占めています。「でもきっと国民投票で否決されるよ」と楽観的に見ておられる人もいるかもしれません。しかし、そこは敵もさるもの、『国民投票法案』なるものを準備しています。その中身は、
  1. 何を投票で決めるか?
    中身は問わず、憲法を変えるか変えないかだけを決めるワンパッケージ方式にする。 9条を変えることを直接問えば国民の抵抗が大きい。だから、環境権などを憲法に入れようとするなどの良心的な改憲派も取り込み、「今の憲法は古いから変えなくちゃ」に賛成の人は?とだけ質問し、とにかく憲法を変えられるようにして、後でゆっくり、多数派の占める国会で9条を料理しようというのです。恐くないですか?

  2. 最低投票率、有効投票数のからくり
    その上で、どれだけ投票率が低くても(最低投票率を低く設定して)、とにかく投票した人(有効投票)の半数の賛成があれば改憲できるようにする、というのです。今の選挙でも投票率の低さが問題となっていますが、投票に行かない人も改憲に利用しようとしています。今は国民の半数以上の賛成が必要となっています。恐くないですか?

  3. 投票運動や投票期間の制限
    これまでも選挙の度に、選挙期間を縮め、選挙活動をいろいろ制限、規制してきました。国民投票でもそれをやろうというのです。例えば、わずか2週間足らずの投票期間で、9条の会や日本共産党などを初めとする護憲派の宣伝、対話活動を大幅に制限し、国民の知る権利や選択する権利を奪った上で、改憲に道をひらこうとしています。本当に恐いです。

9条を含め憲法を改悪しようとする人達はここまで真剣に準備しています。かつて戦争は私たちの知らないところでヒタヒタと進行し、ある日その姿を現しました。その時にはもう遅く、戦争を進め国民を動員する体制は整っていました。今度の総選挙の争点はいろいろありますが、憲法を護る政党が伸びなければ、憲法改悪に大きく道をひらいてしまいます。9条を失い戦争ができる国にしてはなりません。私たちの1票1票にそれが託されています。

(9.9大イベント開催!!)
全国各地の「九条の会」がどんどん増え、今の時点で三千もの会が結成されています。

兵庫県でも、県下のたくさんの「九条の会」が協同で、来る9月9日に神戸国際会館こくさいホールで17:30から一大イベントを開催します。広島で被爆した医師の肥田さん、イラク取材中に拘束、解放された経験をもつフォトジャーナリストの郡山さんの講演会や、若者たちのバンド演奏、9条ファッションショーなど盛り沢山な楽しい集いです。日頃の閉塞感などをぶっ飛ばして元気になりましょう。みなさんの参加をお待ちしています。

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シリーズ「憲法を身近に」パート4
井上ひさし氏、大江健三郎氏、小田実氏など、日本の良識を代表する9人が「憲法を守る一点でひとりひとりができることを」と、昨年「九条の会」を発足させてから6月10日で1年が経ちました。これに応えて全国各地に生まれた「九条の会」が、今年1月の半年余りで千を超えたことを先に報告しましたが、それ以降もどんどん増え続け、今では何と二千以上もの会が結成されています。

落語の桂米朝さん、文楽の吉田玉男さん、作家の藤本義一さんら14人の呼びかけで「九条の会・おおさか」も結成されています。北海道、青森、東京、神奈川、長野、愛知、大阪、京都では各々百を軽く超える「会」が色んな場所でつくられています。神戸でも続々と「会」がつくられ、毎月の9日にお互いの活動交流会を持つに至っています。

(なぜ、こんなに増えているのか?)
「九条の会」への参加は、自分の中にもある、人間の知性、感性、良心との出会いです。「こんな人たちが回りにいるんだ!日本もまんざら捨てたもんじゃない」と実感できる出会いです。そこには、私たちの生活にあふれるような「やらされ」や「強制」、「利害関係」や「しがらみ」はありません。正にそれが嫌な人たちが集まっているのが「九条の会」だからです。そこには「自分も何かしたい」と自発的に思えることしかありません。単に憲法に対する危機感だけからではなく、みんなの話を聴く、感想をしゃべり合う、明るく笑い合う、そんな中で共感し合い、自分が必要とされていることを感じる、自分が豊かになれる。それは私たち自身の要求ではないでしょうか。だからこそ、今「九条の会」が旬になっているのです。

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シリーズ「憲法を身近に」パート3
「九条の会」ひょうご(Tel;078-574-0701)の第2回憲法の集い(3月1日)で、代表人の一人、作家の藤本義一さん(西宮在住)の講演があり、約1時間の講演に、150人が集まりました。「深刻に考えなくていい、真剣に考えればいい」と、自ら「野良犬哲学」という考えを、具体的な例を挙げながらユーモアたっぷりにしゃべりまくる藤本さんの話しに場内は度々笑いに包まれていました。
*ちなみに「九条の会」ひょうごの代表人は、華僑の林同春さん、大学教授のロニー・アレキサンダーさん、牧師の佃真人さんを初め実に多彩で国際色も豊かです。今後も色々な催しや交流会が開催予定なので是非参加してみて下さい。

日本の資本主義社会のごまかし
講演で、藤本さんは「日本では基本的な人権が全然保証されていない、日本では基本的な人権がゴマかされている」という点から切ります。例えば55才定年はいつ決まったのか?、1901年の明治時代に決まって以来のやつが、そのまま今に至るまで残されているとのこと。当時の平均寿命は42.8才、それからすると、今の平均寿命で決めると、定年は96才になると言います。また「ボーナス」というのも、外国では株の配当金の意味で、日本だけにある制度。それに退職金を上乗せしながら、退職金自体は減らすような、日本の資本主義社会のゴマかしであると切ります。

憲法を人間の感性からつかもう!!
藤本さんは、憲法の問題を人間の心の問題からもとらえています。「人間て何だろう?」という根幹的な理解を自分の言葉でつかみ出すことが憲法を考える一番の筋道」と藤本さんは言います。「家族、仲間、グループなど、人間はどんな時に人間らしいのかが大切で、夫婦の会話が無いような夫婦は夫婦ちゃう!やめたらいい」「今の社会を見ると、現象だけをとらえる左脳だけで生きている人が多い、もっと感性(心)をつかさどる右脳を使う人に」とも言います。そして、右脳を使って人間としての心(感性)を磨くこと、人間の道への希求が、真理を把握する筋道と説きます。

では右脳を使っていない人とはどんな人か??
軽い方から順に言うと、「昔は良かったと過去を懐かしがる」「人の悪口を言うことに満足感を覚える(無上の楽しみ)」(正しくは悪口の話には乗らず自分の印象は違うと言う)「グチばっかしこぼす」(頭の中がカスカス)「集団で行動する(パック旅行等)」「苦労したことを売りにする」(生きる知恵と知識が無かったことを自分で告白している)だそうです。いくら反戦でも、心の感じられない頭だけの反戦論も藤本さんからは嫌っているようです。

野良犬哲学の薦め
自らも中学の時に大阪空襲で家を焼かれ、栄養失調の中で、両親が病気や事故で倒れ、一人で両親の入院費用までを稼がなければならなかった経験を持つ藤本さん。その時に、生活保護を含めて、何もしてくれなかった行政を「今でも信じてはいない」といいます。初めて聴く藤本さんの「野良犬哲学」は結構うなづけました。

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シリーズ「憲法を身近に」パート2
<九条の会>
井上ひさしさんや大江健三郎さん、小田実さんなど、日本の良識を代表する9人が「憲法を守る一点で手をつなごう」と、昨年「九条の会」(ホームページアドレス:"http://www.9-jo.jp/")を発足させました。以来「待っていた」「黙っていられない」と、これに賛同するグループが全国に続々と生まれ、今年1月までの半年余りで千を超えました(朝日新聞2/12記事)。

自民党などの改憲勢力の憲法改悪への具体的な動きが政治日程にまで上る中で、これを阻止して憲法を守るだけではなく、激動する世界に今こそ平和憲法を輝かせたいという運動が全国に広がりつつあります。
私達も、こんな全国の仲間達の動きに触発され、励まされながら、身近なところから、賛同するグループを作っていこうとしてしています。具体的に誘いがかかったら「作ったよ」、あるいは声がかからなくても「作りたい」という声をお寄せください。

<やれることから第一歩>
みんなの力で例えば、まず「九条の会」ホームページにアクセスする、「九条の会」のポスターを貼る、「九条の会」パンフレットを買う、「九条の会」メンバーの講演会に参加する、身近な人と、どっかの家に集まって、憲法を読み合わせたり、自分の言葉で憲法を語りあう等々、から始めませんか?

「九条の会」の代表の一人、ノンフィクション作家澤地久枝さんはこう言っています。「髪振り乱して頑張るというのではなくて、にこにこしながら、みんなでいい顔をしながら、でも私達が譲らないところでは、鉄の意志、鋼の意志を失わずにやっていきたいと思います」

<賛同グループ例>
賛同グループは実に多彩です。本当に身近な人と、できるところから始めて運動を作っていってることが良く分ります。
映画人九条の会(吉永小百合さん、山田洋次さんら映画関係者が結成)
九条の会・医療者の会(なだいなださんら医師や医療関係者が結成)
図書館九条の会(図書館で働く人や利用者で結成)、函館山九条の会(函館市の登山家たちで結成)、野崎駅周辺九条の会(大阪)、旅de九条の会、スポーツ九条の会、戦中生まれの女たちによる九条の会、などなど

<身近な賛同グループ例>
そして、私達の身近でも色々な運動が立ち上がり活動を始めています。
「九条の会」ひょうご(Tel;078-574-0701):
昨年末に第1回のつどいをし、代表9人の中には、神戸華僑総会名誉会長:林同春さんもおられ、神戸ならではの国際的な感じがします。この第1回のつどいでは、林さんの「華僑と平和」という講演とともに、若者言葉で9条を語ることや、「憲法九条」などの合唱が行われました。一度参加してみてどんな雰囲気なのかを味わってみませんか?

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シリーズ「憲法を身近に」パート1
<平和憲法があればこそ>
第二次世界大戦が終わってから今日までの約60年間、日本は一人の公的な戦死者も出さず、よその国の人を一人も戦争の名のもとに殺していません。激動する世界情勢のもとで、あるいは世界史的にも、これは奇跡的な出来事です。なぜこのような奇跡が可能だったのでしょうか? 平和憲法、特に国家による戦争を放棄する第九条の存在があったからです。今、そんな日本の進路を変えてしまおう、日本だけでなく世界の人々の平和への願いが込められた憲法を変えてしまおう、とする動きが強まっています。

<憲法改悪の動きがキナ臭い>
政府与党や民主党など、現在の国会の改憲勢力を合わせれば、衆議院での憲法改正の議決に必要な2/3の賛成が得られます。彼らに言わせれば「アメリカから押しつけられた」として、ずっと目の敵にしてきた憲法、特に、戦争、武力行使や軍備を放棄した9条を、やっと葬り去る機会がやってきたのです。

<残された壁は私たち世論>
みんなの笑顔1彼らの戦後からの営々とした「努力」によって、国会では既に多数派となり、残る仕上げは国民投票に向けた世論作りのみです。もし国民投票で失敗したら、しばらく憲法改悪はできません。だから彼らは一生懸命です。

イラクへ、そしてスマトラ沖大津波の救援へと、ここぞとばかりに自衛隊をせっせせっせと海外へ派遣して既成事実を作り、国際貢献の名のもとに、自衛隊の海外派遣が如何に必要かを訴えています。NHKや民放でも、現地で自衛隊が喜ばれている様子を繰り返し報道し、皆の心に、自衛隊を海外に派遣できない、現憲法の矛盾(時代遅れ)を植付けようと必死で訴えています。

<国民の命が捨て去られるまで変わっている>
みなさん、思い出して下さい。去年イラクで日本人男性が武装勢力に捕らえられた時、この国は、自衛隊を撤退させずに、その人の命を見捨てました。フィリピンなど自国民の人質の命を守るために、イラクに派遣していた軍隊を撤退させた国があったのにです。戦後約60年の歴史の中で、初めて国が、自国の軍隊のために、自国民の命を犠牲にした瞬間でした。「国益」と「個人の思いや行動」とが対立した時には、自衛隊は決して国民の命を守らないものであることが証明された瞬間でした。「行くなと言ったのに行って人質になった奴が悪い」という「自己責任」論を振りかざしながら、国は人間の命の重みや家族の心を無視しました。明確な憲法違反です。

<なぜ憲法を守るのか>
海外に行く機会が増えている日本人にとって、これと同じようなことが私達一人一人の身にふりかかってくるかも・・・と思うと身震いがします。憲法を改悪の手から守る闘いは、人間が大切か、軍隊が大切かという選択、平和が大事か戦争が大事かという選択です。

それは憲法自身が、国の主人公は国(国家権力)ではなく国民であること、戦争や軍隊よりも一人一人の人間が大切、ということをその柱にしているからです。だからこそ、彼らは改悪したいのです。日本の主人公を、私達国民から国や軍隊にしたいのです。こんな風になってしまったら、正にいつか来た道です。だから憲法を守るたたかいは、とても大切で、しかも身近なたたかいです。

次回は、憲法九条の会など、私達の周りでも憲法を守る運動が巻き起こっていることを具体的にご紹介しようと思います。憲法を守る=平和を守り、国民を国の真の主人公にする運動の輪に、あなたも加わってください。あなたの声を届けてください。

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