わたし達の活動について |
(いよいよ総選挙です:憲法を護るか否かにあなたの1票がかかっています)
今、国会では改憲派が改憲の是非を問う国民投票決議に必要な2/3以上を占めています。「でもきっと国民投票で否決されるよ」と楽観的に見ておられる人もいるかもしれません。しかし、そこは敵もさるもの、『国民投票法案』なるものを準備しています。その中身は、
9条を含め憲法を改悪しようとする人達はここまで真剣に準備しています。かつて戦争は私たちの知らないところでヒタヒタと進行し、ある日その姿を現しました。その時にはもう遅く、戦争を進め国民を動員する体制は整っていました。今度の総選挙の争点はいろいろありますが、憲法を護る政党が伸びなければ、憲法改悪に大きく道をひらいてしまいます。9条を失い戦争ができる国にしてはなりません。私たちの1票1票にそれが託されています。
(9.9大イベント開催!!)
兵庫県でも、県下のたくさんの「九条の会」が協同で、来る9月9日に神戸国際会館こくさいホールで17:30から一大イベントを開催します。広島で被爆した医師の肥田さん、イラク取材中に拘束、解放された経験をもつフォトジャーナリストの郡山さんの講演会や、若者たちのバンド演奏、9条ファッションショーなど盛り沢山な楽しい集いです。日頃の閉塞感などをぶっ飛ばして元気になりましょう。みなさんの参加をお待ちしています。 |
井上ひさし氏、大江健三郎氏、小田実氏など、日本の良識を代表する9人が「憲法を守る一点でひとりひとりができることを」と、昨年「九条の会」を発足させてから6月10日で1年が経ちました。これに応えて全国各地に生まれた「九条の会」が、今年1月の半年余りで千を超えたことを先に報告しましたが、それ以降もどんどん増え続け、今では何と二千以上もの会が結成されています。
落語の桂米朝さん、文楽の吉田玉男さん、作家の藤本義一さんら14人の呼びかけで「九条の会・おおさか」も結成されています。北海道、青森、東京、神奈川、長野、愛知、大阪、京都では各々百を軽く超える「会」が色んな場所でつくられています。神戸でも続々と「会」がつくられ、毎月の9日にお互いの活動交流会を持つに至っています。
(なぜ、こんなに増えているのか?) |
「九条の会」ひょうご(Tel;078-574-0701)の第2回憲法の集い(3月1日)で、代表人の一人、作家の藤本義一さん(西宮在住)の講演があり、約1時間の講演に、150人が集まりました。「深刻に考えなくていい、真剣に考えればいい」と、自ら「野良犬哲学」という考えを、具体的な例を挙げながらユーモアたっぷりにしゃべりまくる藤本さんの話しに場内は度々笑いに包まれていました。 *ちなみに「九条の会」ひょうごの代表人は、華僑の林同春さん、大学教授のロニー・アレキサンダーさん、牧師の佃真人さんを初め実に多彩で国際色も豊かです。今後も色々な催しや交流会が開催予定なので是非参加してみて下さい。
日本の資本主義社会のごまかし
憲法を人間の感性からつかもう!!
では右脳を使っていない人とはどんな人か??
野良犬哲学の薦め |
<九条の会> 井上ひさしさんや大江健三郎さん、小田実さんなど、日本の良識を代表する9人が「憲法を守る一点で手をつなごう」と、昨年「九条の会」(ホームページアドレス:"http://www.9-jo.jp/")を発足させました。以来「待っていた」「黙っていられない」と、これに賛同するグループが全国に続々と生まれ、今年1月までの半年余りで千を超えました(朝日新聞2/12記事)。
自民党などの改憲勢力の憲法改悪への具体的な動きが政治日程にまで上る中で、これを阻止して憲法を守るだけではなく、激動する世界に今こそ平和憲法を輝かせたいという運動が全国に広がりつつあります。
<やれることから第一歩>
「九条の会」の代表の一人、ノンフィクション作家澤地久枝さんはこう言っています。「髪振り乱して頑張るというのではなくて、にこにこしながら、みんなでいい顔をしながら、でも私達が譲らないところでは、鉄の意志、鋼の意志を失わずにやっていきたいと思います」
<賛同グループ例>
<身近な賛同グループ例> |
<平和憲法があればこそ> 第二次世界大戦が終わってから今日までの約60年間、日本は一人の公的な戦死者も出さず、よその国の人を一人も戦争の名のもとに殺していません。激動する世界情勢のもとで、あるいは世界史的にも、これは奇跡的な出来事です。なぜこのような奇跡が可能だったのでしょうか? 平和憲法、特に国家による戦争を放棄する第九条の存在があったからです。今、そんな日本の進路を変えてしまおう、日本だけでなく世界の人々の平和への願いが込められた憲法を変えてしまおう、とする動きが強まっています。
<憲法改悪の動きがキナ臭い>
<残された壁は私たち世論>
イラクへ、そしてスマトラ沖大津波の救援へと、ここぞとばかりに自衛隊をせっせせっせと海外へ派遣して既成事実を作り、国際貢献の名のもとに、自衛隊の海外派遣が如何に必要かを訴えています。NHKや民放でも、現地で自衛隊が喜ばれている様子を繰り返し報道し、皆の心に、自衛隊を海外に派遣できない、現憲法の矛盾(時代遅れ)を植付けようと必死で訴えています。
<国民の命が捨て去られるまで変わっている>
<なぜ憲法を守るのか>
それは憲法自身が、国の主人公は国(国家権力)ではなく国民であること、戦争や軍隊よりも一人一人の人間が大切、ということをその柱にしているからです。だからこそ、彼らは改悪したいのです。日本の主人公を、私達国民から国や軍隊にしたいのです。こんな風になってしまったら、正にいつか来た道です。だから憲法を守るたたかいは、とても大切で、しかも身近なたたかいです。
次回は、憲法九条の会など、私達の周りでも憲法を守る運動が巻き起こっていることを具体的にご紹介しようと思います。憲法を守る=平和を守り、国民を国の真の主人公にする運動の輪に、あなたも加わってください。あなたの声を届けてください。 |