更新履歴
日本共産党神戸製鋼委員会バー
ホームへ わたしたちの活動 職場の動き 職場の声 はたらく者の権利 世界の動き・日本の動き ひろば リンク

投稿アイコン
「九条の会」の大切さ

 今は大切な時です。

 雨のなかを親と子供が歩いている。大きな傘と小さな傘がふれあう光景は何とも微笑ましい。ところが、傘が防空頭巾に変わったらどうなるだろう。
 日本は再び戦争をしないことを決意し、「戦争放棄」と「戦力をもたない」と憲法に詠いました。そのお陰で、私たちは戦争のない日常を過ごしています。
 その素晴らしい憲法が変えられようとしています。このねらいは、アメリカの注文に従って「戦争をする国」に変えられところにあります。

「九条の会」が発足して2年がたち、憲法を守ろうとする「会」の数が五千百を超えてスクラムを組んでいます。
 こんなにたくさんの人を集めて憲法を守ろうとしている「九条の会」を、新聞各社、「産経」「朝日」「毎日」「読売」「日経」は取材し記事に載せようとしません。おそらく、「九条・・・」という記事を新聞の中に見いだした人はいないでしょう。今は「護憲派が姿を消した」といわれています。護憲の立場で各紙の批判をした新聞・機関紙は「赤旗」以外にありません。

 「赤旗」は高校生が芝居で九条を演じる、大学の法科教授がギターを弾きながら講演するなど、多彩な運動が全国に広まっていることを載せています。
 私の近くでは明石市の魚住町に「九条を守る魚住の会」が結成され、記念講演、九条の朗読などが行われています。きっと、皆さんの家の近くでも九条を守る運動はあると思います。

 公明党をはじめ自民党はもちろん、民主党まで含めて憲法の改悪勢力です。憲法を守るためには憲法を守るという1点で国民一人ひとりが手をつないで「憲法を守るのだ」と意思表示するしかありません。

「九条の会」の発起人の一人は、将来の日本に「徴兵制」まで狙っているだろうと言います。徴兵制となれば身近に戦争と対面します。銃弾に貫かれて身体が吹っ飛び、引き裂かれる姿を見たくはありません。火焔に呑まれて黒こげになっている兵士、子どもを想像するだけで書く手が震えます。

 日本を平和な社会かそれとも戦争に巻き込まれる社会にするのか、選択の大切なときです。平和を守るには勇気が必要です。勇気を棄てたら相手の思うつぼです。九条に支えられた平和な社会をしっかりと守り、家族との団らん、友達との楽しい時間、自分の優しい時間を大切にしましょう。

 勇気をだして「九条の会」に入り、憲法を守る国民の一人になってはどうでしょうか。会員になれば、いままで遠いところにあった憲法が間近にせまります。街角で知り合いにあったとき憲法のことが話題にできます。駅のプラットホームで電車の待ち時間に『日本国憲法』をちらっと開いてみることもできます。さらに、憲法を家庭の中に持ち込み家族と話し合うようになればなにより素晴らしいことです。

ホームへ わたしたちの活動 職場の動き 職場の声 はたらく者の権利 世界の動き・日本の動き ひろば リンク